はじめる

AIフルーツ動画の作り方:カットが変わっても同じキャラクターに

フルーツドラマのアイデアを一つのシーンに。対立を考え、参照画像を保存し、ショットとセリフを組み立てる手順を紹介します。

AIフルーツドラマでは、イチゴやバナナが、願いや秘密、大切なものを失う不安を抱えたキャラクターになります。自由な発想の物語でも、分かりやすい対立と、カットが変わっても見分けられるキャラクターが必要です。

このガイドでは、イチゴとバナナが対峙する短い場面を例に、Arcloopでのシーン構成、キャラクターの参照画像の保存、ショット作成、セリフの編集を紹介します。まずは見直しまでできる一場面を仕上げてから、シリーズへと広げましょう。

AIショートドラマに登場するフルーツのキャラクター

1. 一つの明確な対立から始める

イチゴは、バナナが別の交際関係を隠していたと知り、説明を求めます。最初の場面は一つの部屋に限定し、話すキャラクターは二人だけにします。証拠を見せるところから始め、バナナの返答を経て、イチゴが決断するところで終えます。

Arcloopのプロジェクトに、次のような制作指示を入力してください。

オリジナルのフルーツドラマの短い一場面を考えてください。
イチゴは、バナナが別の交際関係を隠していたと知り、本人に説明を求めます。
証拠を見せるところから始め、バナナが一度返答し、イチゴの決断で終えてください。
舞台は一つの部屋とし、セリフがあるキャラクターは二人に限定してください。
個別のショットを提案する前に、画面に映せる動作と短いセリフを書いてください。

映像を生成する前に、提案されたシーンを読み返します。イチゴが何を求め、バナナが何を隠し、最後に何が変わるのかが伝わる内容にしましょう。長い説明は、できるだけ動作や短いやり取りに置き換えます。

Arcloopにフルーツドラマの制作指示を入力した例

2. キャラクターごとに参照画像を保存する

繰り返し登場するキャラクターをMy Assetsで作成し、採用する参照画像を紐付けます。果実のシルエット、種や皮の模様、葉の形、目の位置、衣装、アクセサリーなど、変えてはいけない特徴を記録してください。

固定するデザインと、その場面の演技を分けて考えます。イチゴが疑ったり落ち込んだりしても、頭の葉飾りは変わりません。バナナがドアの方を向いても、皮の形は同じままです。

イチゴのキャラクター参照画像

バナナのキャラクター参照画像

二人の参照画像を並べて比較します。体の比率、質感、デザインの方向性をそろえ、同じ世界にいるキャラクターに見えるか確認しましょう。違和感があれば、ショットを増やす前に修正します。

3. 各ショットの役割を一つに絞る

エピソードの内容を確認し、ショットカードを生成します。対峙する場面を、次の四つの流れに分けてみましょう。

ショット観客に見せるものつながりの確認
証拠イチゴが対立のきっかけとなる物に気付くその物が見え、位置が変わっていないか
問いかけイチゴがバナナに説明を求める外見と立ち位置が前の画面と一致しているか
返答バナナがためらってから答える視線の先にイチゴがいるように見えるか
決断イチゴが残るか立ち去るかを決める行動が直前のやり取りにつながっているか

これは物語の区切りであり、クリップの長さを指定するものではありません。セリフを声に出して時間を見積もり、選択したモデルで使える長さに合わせて調整します。

フルーツドラマのショットカードの例

リアクションのショットでは、保存したキャラクターを参照し、今回の動作を記述します。

すでに設定した部屋で、@Strawberryをミディアムクローズアップで撮影。
返答を聞いた彼女は、証拠の方へ視線を落とし、しばらく黙る。
カメラは目の高さで固定し、既存の部屋の照明を使う。
採用した参照画像の果実のシルエット、葉飾り、衣装、見えているアクセサリーを維持する。

@Strawberryは、実際に保存したキャラクター名に置き換えてください。動画を生成する前に静止画を確認し、隣り合うショットの顔、シルエット、衣装、小道具、視線を見比べます。

4. 動きを確認してシーンを編集する

確認済みのショットを動画にし、各クリップを最初から最後まで再生します。手足が増えていないか、体形が変わっていないか、アクセサリーが消えていないか、小道具が移動していないかを確認してください。問題のあるショットを修正し、前後のクリップと比較します。

Editでクリップを物語の順番に並べ、各セリフを正しい話者に割り当てます。声の印象が一貫しているか、間が自然かを聞いて確認しましょう。相手のリアクションを映しながらセリフを流すこともできます。すべてのセリフで話者のアップに切り替える必要はありません。

フルーツドラマのセリフと音声を制作する例

まず消音で見て、対立が映像だけで伝わるか確認します。次に音声を入れ、セリフの順序とテンポを確認してください。仕上げに使う編集ツールで字幕を入れ、顔や投稿先の操作ボタンに重ならないようにします。音楽を加える場合も、セリフが聞き取りやすい音量にしましょう。

以下は、キャラクターデザイン、ショット、セリフを組み合わせた動画の例です。

公開前に確認すること

  • 冒頭に、続きを見たくなる理由があるか。
  • カットが変わっても、キャラクターの外見、小道具、立ち位置がつながっているか。
  • スマートフォン程度の画面サイズで、トリミングと字幕を確認したか。
  • 次のエピソード用に、採用した参照画像、ショットの説明、クリップを保存したか。

シリーズ化するときは、同じキャラクター素材を使い、新しい状況を用意します。見分けやすい登場人物と、はっきり伝わる感情の変化が、次の物語の土台になります。

シェア

もっと見る

ライブラリの使い方

ライブラリの使い方

Seed Audio 1.0 Prompt ガイド:T2A/TA2A の書き方とテンプレート

Seed Audio 1.0 Prompt ガイド:T2A/TA2A の書き方とテンプレート

OPとEDの作り方

OPとEDの作り方

ショットリストの作り方:AIカメラプロンプト108選

ショットリストの作り方:AIカメラプロンプト108選